私たちの想い

 
 
原点は“規格外品”との出会い
 
商品づくりのきっかけは、畑に捨てられるたくさんの果物を見たことでした。
傷があったり形が不揃いだったり、いわゆる“規格外品”に分類されたものは、出荷したところで値が付きません。そのため、土に反して畑の肥やしにするというのです。
 
農家の皆さんが手塩にかけて育てた果物たち。
味は同じなのに、見た目の問題で処分されてしまうなんてもったいない。
どうにかして活用することはできないだろうか? ……そう考えた私は、農家の皆さんに相談を持ち掛けました。
 
 
 
農業を知ることで見えてきた大きな課題
 
その年の天候によって作物の出来が左右される農業。近年は後継者不足などの課題も多く、深刻な状況です。農業の現状を知れば知るほど、“規格外品”の活用は山積する課題の解決にも役立つことがわかりました。
 
九州で採れる果物は本当においしいものばかりです。
今まで捨てていた果物を加工し、農家の経営が多角化できれば、九州の一次産業を支えられるかもしれない……。そんな思いで九州産の果物を使った商品づくりが始まりました。
 
 
 
みずみずしい果物の味をたくさんの人に届けたい
 
新しい商品を一から開発するにあたっては、消費者の皆さんに自信を持ってお届けできるものでなければ意味がないと思います。
安心安全にこだわり、素材の産地は九州に限定することで、生産農家の顔が見えるようにしました。もちろん保存料や着色料は、最小限の使用に留めています。
 
私は農家の皆さんと一緒に、素材の味を効果的に引き出す加工方法を探しました。そして研究を重ねた結果、従来のイメージを覆す“ジューシー”なドライフルーツを作ることに成功しました。
 
現在はドライフルーツに加えて、ジュレやお茶もご用意。全国の幅広いお客様に九州の旬の味をお届けできるようになっています。一つ一つ丁寧に作り上げた品々です。是非ご堪能ください。